ホリエモンこと堀江貴文さんの本初めて読みました。
ホリエモンはテレビで時々見るくらいで、特に良いイメージも悪いイメージもなかったんですが、ゼロ読んだら、その理論整然とした考え方に、さすがに頭いいんだな〜と思いました。
すごく面白かったです。
彼の自叙伝的な本ではありますが、努力という概念を今までで一番的確に説明してあります。
ホリエモンがこんなに努力家とは知らなかったですが、成功した人はやっぱりみんな努力家ですよね。
働くことの意味も、自分の中でぼんやりとして説明出来ない気持ちを理論整然と書いてあり、腑に落ちます。
この本で共感した3つのポイントをピックアップしてみます。
宝クジが当たったら仕事を辞めるか?
世の中でこの質問の答えは意見が分かれる所だと思いますが、私は辞めない派です。
時々仕事が面倒臭くて嫌だなと思う事はありますが、仕事のない自分の人生はつまらいと思っています。
だから長く働き続けたい。
本の中で仕事を続けない派の人は
自らの労働をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えているのだ。
と言っています。
働くとは我慢と引き換えに受ける対価ではなく、仕事の中にやりがいを見つければ我慢する必要はないという考え方には賛成です。
そして人生の大部分の時間を費やす仕事は楽しくできる方がいい。
何か世の中努力って嫌な事を我慢してやる事みたいなイメージがあって、子供の頃からイマイチ納得出来ないんですけど、そうじゃなくていいと肯定された気がして嬉しかったです。
努力が上手な人って、やるべきことの中に自分がハマれるポイントを自分で作り出して、楽しくやるコツを知っているんだと思います。
悩むと考えるは違う
2つ目は悩みが問題を複雑化しているという事。
悩むと考えるの違いについてこのように書いています。
考えるはとは物事をシンプルにする行為である。
ダイエットに際して理性では運動しなきゃと思いながら、感情がでも面倒臭さいとサボりたがることもあるだろう。
感情を退けて下す決断は、時に大きな痛みを伴うものだ。
ただ、感情に流された決断には迷いがつきまとい、後悔に襲われる可能性がある。
しかし、理性の声に従った決断には迷いも後悔もない。
確かに悩みの多くは、自分に対する言い訳の場合が多いかもと思い当たりました。
今度何かに悩んだら、本当にどうしたいかシンプルに考えてみよう。
自分ではなく、誰かの相談にのったつもりで正論を言ったら、意外とすんなり解決するのかもしれません。
始めからできっこないと心に蓋をしない
突き抜けられる人とそうでない人の違いは次の1点に尽きる。物事をできない理由から考えるのか、それとも、できる理由から考えるのか。
成功したければ挑戦すること。挑戦して全力で走り抜けること。
その全力疾走のことを人は努力と呼ぶ。
私もできない理由を考えず、できる理由から考える人でありたいです。
まとめ
10代20代の若い時に、こんな風に分かりやすく努力について説明して欲しかったと自分が思うだけに、若い人に読んで欲しいです。
そしてガムシャラに仕事して欲しい。20代でバカみたいに仕事すれば、それが30代からの財産になるから。
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