藤原和博さんの「坂の上の坂」読んだよ

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【人生はずっと上り道】Life is like an uphill

This article is a review for the book called 「There is an upslope over the hill」

藤原和博さんの「坂の上の坂」を読みました。
人生折り返し地点に来た40代の私としては長くなった老後をどう過ごすかは興味のある所。是非先輩のアドバイスを!と思い読んでみました。

60歳からの20年を考える

 

「坂の上の坂」とは司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」をもじって付けられたタイトルですが、寿命が長くなり60歳を過ぎても20年近く生きられるようになった人が増える現代では、坂の上にもまだ坂がある。

60歳を過ぎてからの約20年をどのように生きるかは、40代50代をどう生きるか次第という内容の本です。

会社以外のコミュニティを作ろう

本書の大部分は会社以外のコミュニティを作ることの勧めになります。

女性は趣味をもっている人が多いですし、子供がいれば地域や学校のコミュニティにも参加せざるを得ないので、意外と仕事以外のコミュニティの付き合いはあると思います。その中で出会った人とは気が合えば普通に友人になりますし。

その点男性は、社会人になると仕事以外のお友達とかコミュニティって作らないのかもしれませんね。
なので本書のアドバイスは主に男性向けかなという気がしました。

最近はお父さんどうし”親父の会”のような集まりありますけど、まだまだ少数はなのでしょうか?

今はまだ、自分が保護者で学校行事に参加することが殆どなので分かりませんが、将来的にはボランティアとかで参加できればいいなあとは思います。

今自分がそういった方々に支えられているので、自分も次の世代にその恩を返せたらいいなあと。子供の面倒を見られる老人になりたいです。

趣味の基礎は40・50代から

60歳を過ぎてから何か突然趣味を始めるのは、やはり大変なようです。

40代、50代からちょっとづつでも始めれば、60歳で始めるよりはハードルも低くなります。

私も、もう少しして子供が一緒に遊んでくれなくなったら趣味の時間を増やしたいと思っているので、今は少しづつカジッてみて何をしようか検討中です。

ハイキングの様に長い上り道をゆっくり登る様に人生を送れたらいいなあと思いました。

坂の上の坂

坂の上の坂

  • 作者:藤原和博
  • 出版社:ポプラ社
  • 発売日: 2011-11-22
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