【育】raise
【愛情をひとりじめ】
Only child can get their parents love all to oneself
I read the book how to raise only child. this is a review for the book.
諸冨祥彦さんの「ひとりっ子の育て方」を読みました。
本書ではひとりっ子のメリット、デメリットについて書いてありました。
ひとりっ子のメリット
ひとりっ子の最大のメリットは親の愛情を独り占めできると言う事。
兄弟間の競争に晒されたり、比較されたりすることがないのが良い所。
我が家はそのせいか多少ポヤーっとしていたり、ガツガツした所が足りたないと心配になることもあるのですが、そうした部分も満たされてこそ人に譲れる優しさが生まれるという様な事が書いてあったので良しとする事にしました。
ひとりっ子のデメリット
代表的なデメリットと言えば、兄弟がいない分の他者との協調性が心配される所。
この本では、その部分に関しては4歳以上離れた兄弟の場合は、ひとりっ子が2人いるようなものであり、兄弟間での競争力はあまり育たないとしています。
確かに小学生と赤ちゃんのように年が離れた兄弟は、上の子供が下の子供の面倒はみるかもしれませんが、切磋琢磨する仲にはならないでしょうね。
また、協調性やライバル意識は保育園や学校の友人関係で十分補えるとしています。
なるべく友達を作り、強制的に他者と関わる時間を作る様に心がけるのがポイント。
またひとりっ子だから申し訳ないなどと親が思わず、メリットに目を向けて堂々としている事が大事だとも書いてありました。
ひとりっ子の注意点
夫婦仲が良くないと特にひとりっ子はどちらに付いても2対1になってしまうので、可哀想だと指摘しています。
兄弟がいても夫婦仲が悪ければ子供は辛いでしょうが、ひとりっ子には兄弟等の逃げ道がありません。
自分の1票が大きく影響するので、そのプレッシャーはあるでしょうね。
またケンカをしたら親は大人なんだから、意地を張らず先に一歩引きましょう。というのも自戒を込めて書いておきたいと思います。
まとめ
我が家もひとりっ子だけに色々な人に関わってもらい、たくさん経験を積んで欲しいと思います。
いつまで娘と仲良くしてもらえるか分かりませんが、シメる所はシメつつ、大きくなっても、楽しく仲良く暮らしていけたらいいなあと思っています。

ひとりっ子の育て方~「友だちづくり力」「自分づくり力」「立ち直り力」。0~15歳児の親が最低限しておくべきこと。~
- 作者:諸富 祥彦
- 出版社:WAVE出版
- 発売日: 2013-10-01
コメント