さとうみつろうさんの「神さまとおしゃべり」を読みました。
フェイスブックで私の周りの人たちが次々と読んでいたので、気になって読みました。
主人公さとうみつろうの所にある日神様が現れて、対人関係や夢などについてアドバイスをくれるという話です。
本が届いた時にはその分厚さにビックリしましたが、みつろうと神様のノリの良いポップな会話が極めて面白いので、苦にならずに読めました。
従来の読書感想なら本当はここで、この本の良かった点を挙げていくのですが、今回はちょっと難しいです。
面白かったんですけど、自分の中で上手く消化できそうにないからです。
書いてあることは理解できるんですけど、読んでる時は神様に説得されそんな気になるんですが、実際やるのはすごく難しいからです。
例えば、この現実は自分が見たいと願うものだけを写し出すから、自分がそうなりたいならただ信じる事だと神様は言います。
でも、宝クジを当たる前から当たったと本当に信じることは難しいです。
願いが叶う前から叶ったと信じるのは、やっぱりムリです。
だってリアルに想像できないし。
手元にある3千円を見て3億円だとは思えないんですよ。
頑張れば報われたいし、努力すれば上達したいんです。
幸せになりたければ、今幸せだと思えばいいって、分かるんですよ頭では。
でも幸せになりたい人は、現状に何らかの不満や不安があるんです。
だから幸せになりたいって思うんだけど、神様は不足している物に目が行くと、不足ばかりが気になって幸せにはなれないと。
だから幸せになりたいって思うんだけど、神様は不足している物に目が行くと、不足ばかりが気になって幸せにはなれないと。
もう卵が先か鶏が先か的な禅問答みたいな感覚です。
まあ神様とおしゃべりしてるんだから、ある意味禅問答でいいのかも(笑)
まあ神様とおしゃべりしてるんだから、ある意味禅問答でいいのかも(笑)
別にこの本が分かりずらい訳ではないんです。むしろメチャメチャ分かりやすく書いてあります。
でもどうしても腑に落ちない自分がいて、どう消化していいか分かりません。
そんなやや消化不良な私は、次にフェイスブックで私の周りにブームがきている心屋仁之助さんの「望んでいるものが手に入らない本当の理由」をこれから読んでみまーす。
早く腑に落ちる日が来るといいなあ。
コメント