シェル・シルヴァスタインの大きな木という本を読みました。
名作なので相当有名みたいですが、FaceBookでお友達が勧めていたので読んでみました。
さすが名作、深い絵本です。
ストーリー
ある所にりんごの木がありました。少年はその木が大好きで、毎日その木で遊びました。
木も少年のことが大好きでした。二人は幸せでした。
ところが、時が経つうちに少年は大人になり、だんだん木では遊ばなくなります。
時々人生の節目に木の所にやって来ます。
その度に木は自分の持っているものを少年の為に与えます。
そして遂に…。
木と少年どちらにもなれる
この木は親だな〜と思いました。どんな時でも少年の為に与えてしまう木。
今この話を読むと私は木にも、少年にも感情移入できます。
自分が少年で、親の気持ちも分からず自分の都合だけで甘えてしまう気持ち。
そして木として、少年を思って自分にできることなら与えてあげたくなる気持ち。
きっと読む人の人生のステージによって、心に残るところが変わる、そしてその時々によって心に残る部分が変わるでだろうと思います。
最後は書かないですが、その両方の気持ちを考えることのできるステキな本でした。
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