加藤明さんの「もっと読みたい」と思わせる文章を書く 読まれるエッセイの書き方を読みました。
毎日ブログを更新していると、文章が上手になりたいという思いも出てきます。
特にエッセイを書いてみたいのですが、書き方が良く分からず、どうやって書くのか興味があったので読んでみました。
初心者が文章を書くにはどうすれば良いかというアドバイスが分かりやすく書いてあるので、ためになりました。
起承転結で書く
エッセイの基本は起承転結の転に一番書きたいことを書くということだそうです。
起ー話の発端
承ー話の経過
転ー自分の価値観が変わるような出来事。一番言いたいエピソードを書く。
結ーそのまま自然な流れで締める
エッセイというと、最初全然違うフリがあって、段々言いたいことに近づいていく印象があったのですが、初心者は起承転結の型に嵌めるのが書きやすいだろうなと納得しました。
他人の視点を入れる
面白くないエッセイは自分の角度からの話ばかりで、最後まで他者に影響を受けない。
最初から最後まで価値観が変わる事がないと、展開として転もなく、ドラマが生まれないということらしい。
確かに、今まで自分はこう思っていました。→でもこんな事があって→考えがこう変わりました。
としないと、最初から最後まで、こう思っています。おしまい、では読み手はつまらないでしょう。
良く知っていることを書く
著者の加藤さんは新聞記者の編集長を経て、今はエッセイ塾で教えている方です。
塾生の中には、毎回同じ分野のネタを出すのが恥ずかしいと思って、変える方が多いようですが、
加藤さんのアドバイスは自分が良く知っている分野の事を書き続けるというものです。
私も飽き性なので、すぐ色々な分野に手を出そうとしますが、自分が良く知っている事を書いてみるのも良いなあと思いました。
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