信号機はなぜ赤・青・黄色なのか?
この疑問には警視庁のホームページ
にぴったりの回答が載っていました。
はっきりしたことは分かりませんが、今から約160年程前に、イギリスの鉄道会社が「信号として見やすい色は何か」という実験をしたところ、白、赤、緑、青の順で識別しやすいことが分かり、鉄道の信号に赤(危険)と白(安全)の油灯を採用したのが信号の始まりと言われています。
しかし、最も識別しやすいと言われた白色の灯火も、電灯の発達により街路灯と紛らわしくなって白色から緑色に替えられるようになりました。
また、世界初の電気式信号機は大正7年に米国のニューヨーク市5番街に設置されましたが、その時の信号機の色はすでに赤・黄・緑を使用していました。
そして日本に初めて置かれた信号機は、日比谷の交差点で、昭和5年にアメリカ製の物が輸入されたそうです。
赤は人に危険を知らせるのに最適な色。危険は、とにかく誰にでも見やすく目立たせる必要があります。
もし赤が一番左にある場合、街路樹などによって信号が隠れてしまう可能性があります。
青が見えない分にはそこまで大きな問題は起きませんが、赤が見えないというのは大問題。
そこで、街路樹などがかぶりづらい一番右に赤が設置されているのです。
警察署に聞きに行ってみた
私が子供の頃は図書館とか行かなければいけなかったので、良い時代になったものです。
しかし、いつもネットもどうかと思い今回は調べる方法も考えさせた所お巡りさんに聞いてみると言うので、警察署にお邪魔しました。
警察署の前で一人で調べて来る様にと言うと「何か怖いから止める〜。」と言うので、ここは最初に”分からない事は聞いて調べる”という成功体験を積ませた方がいいかと付き添う事に。
子供が入り口の受付で、信号機はなぜ赤・青・黄色なのか教えて欲しい旨を伝えました。
すると、恐らく交通安全課のお巡りさんが来て下さり子供に説明して下さいました。前出の警視庁のホームページに載っているというのは実はお巡りさん情報です。
何人かのお巡りさんが協力して、何とか質問に答えて下さいました。
警察署の方々、本当にありがとうございました。お忙しいのにすみません。(今日は休日で混雑してなくて良かったです。)
今日の字手紙
しかし子供は「何か難しい質問して申し訳なかった」と恐縮していました。
社会に出たら、自分の疑問は自分で調べなくてはいけなくなるので、今からしっかり練習して欲しいものです。
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