アップルの転機となる3つのプレゼンの前数時間に焦点を当てて進むストーリーはその切り口が面白かったです。
マッキントッシュ、キューブ、iマックと3つのコンピュータを世に送り出す時のジョブズを取り巻く色々な状況が描かれています。
実際にはプレゼンの度に色々な人が押しかけて、あんな話をしたりはしないでしょうが、ジョブズの周りにいた人の気持ちは良く描かれている様です。
登場人物の1人、スティーブ・ウォズニアックは「この映画に事実はないが真実はある」と言ったそうです。
昔のアップルを取り巻く環境、その頃の時代背景が分からないと、余り親切には紹介してくれていないので難しく感じるかもしれません。
でも、私の世代はアップルの歴史が私が丁度社会人として働き始めた時期と同じくらいで、今でもマックユーザーなので、アップルと共に成長してきた感があり、懐かしく思いました。
一時代を築くくらいの人になると苦労も絶えないんだなあって思う映画でしたw。
原作読んでないので、ちょっと読んでみたくなりました。
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